くろう。
苦労人っていうのは
「苦労を経験して、世の中の事や人情に通じている人。」
っていう意味なんやな。
単に苦労を経験しただけの人のことは苦労人とは言わんのやなぁ。
調べてみて
なるほど~と思った。
他人にはわからん苦労をしたところで
「世の中の事や人情に通じて」いなければ
ただの独りよがり、なんやさな。
子どもをさずかると
心身ともに結構大変な想いをして子どもを産むその日までをすごし、
そして
大変な思いをして子どもを産む。
そして
それから毎日、
子どもの体のことだけでなく、心のこともたくさんたくさんのことを思って
そしていろんなことに対応して
育てていく。
でもそれはすべて独りよがりではないでしょ。
父親・母親になると頭の中はずぅ~~~っと子どものことを考えているはず。何をしていても。
何をするにもまず子どもにとって何がいちばんベストか、子どもをどう幸せにしてあげようか考える。
自分のことなんて後回し。でもそれでも子どもが幸せであればそれが幸せになる。
親になって親ってそういうものだって思うようになりました。
だからわざわざ「他人にはこの苦労はわからん」なんて言わない。
それはそれぞれがそれぞれに苦労をしているものだ、という世の中をわかって、
人情に通じているから、なんやろな。
大変な想いをする毎日の中でそういう心をしっかり養っていくからなんやろな。
自分のことを自分で「他人にはわからんような苦労をしとる」、っていうことほど
まわりにどんだけ迷惑と苦労を掛けているかという世の中を全く見ていないということが
よくわかる。
世の中を見ていないってことは
人情になんて通じてない、ってことやさな。
みんなが頑張って生活しとるんやさ。
きゅうりの赤ちゃん。これから母なる大地のたっぷりの栄養を含んだ水とおひさまで
大人になっていきます。