はるが来た☆
さてさて、
古川は7日に抽選祭も終わり、
いよいよ古川祭りにむかって
始動しました。
(起し太鼓主事:朱雀、屋台主事:金亀台)
ホント、春がやってきた、という雰囲気です。
そんな中、
3月3日ひなまつりを祝って
雛人形が町にたくさんかざられていました☆
もちろん、
お店屋さんが「こうしたら町がにぎやかに、美しくなるろ~」と
善意で飾ってくださっているものです。
飛騨では
旧暦でひなまつりを祝うというのが昔からで、
4月3日にひなまつり、としています。
でも、テレビでも言うし、
保育園や学校でもそうやし、
3月3日という風習が飛騨にも大量に入りこんどって
3月におひなまつりをやった人が大半ではないろかなぁ。
でも、
ひなまつりは4月。
ということで、まだまだ古川の町に雛人形がでとっても
決して季節外れではない、というわけ、なんやよな。
そこで、
「ひなまつり」という視点で
まちをあるいてみると、
出してみえるとこ、あるんやな~(*^_^*)
田近百貨店さん。
ブティックタカダさん。
白川ガラスさん。
この古さが歴史が感じられていいなぁ~
これも白川ガラスさん。
上の古いお雛様の横に
土びなさまです。
昔は
七福神とか何か縁起物とかの土人形を
ひなさまとして
た~くさんかざったそうで
まだたばっとるところでは
飾ってみえます。
それがまたイイんです!
昔、よめも実家のばあちゃんが出してくれていました、土(つち)びなさま。
ばあちゃんがもう高齢になってからは
母はよめの雛人形だけ出してくれるんやけど、
どっかで実家いって
土びなさま飾ってみたいなと思っとります。
北平お茶やさん。
水間陶器やさん。
陶器屋さんらしいなぁ~焼き物の人形でした。
大久保製菓舗さん。
昨年かな?おととしやったかな?
息子さんが製菓修行(学校?)から地元へもどられて、
大久保さんのお菓子は
息子さんの色もでて
ますます、おいしいお菓子勢ぞろいになりました(*^_^*)
田近さんから大久保さんまで
道沿いほぼ連なってお店があるので
商店街をみてあるくとかなりおもしろいとおもいます。
ちなみに、
今年の屋台主事の「金亀台(きんきたい)」はこの通り沿いで、
これらのお店も金亀台組の一員やったと思います。
そして、すこ~し通りをさがったところに、
井之廣製菓舗さんのお雛様☆
7段飾りの、お内裏様とお雛様だけ店頭にだしてみえたそうですが、
このふたりだけでも
すごく品があって存在感があって。。。
「竹原文楽」さんという、
超有名な人形師さんの作品だそうです。
古川へは
結構このお人形、嫁いで(?)(新所帯?)きとるそうです。
まるみ呉服店さん。
ショーウィンドウ、いつもすごくすてきで
車で通ってもじっくり見て行ってまいます・・・。
かけてある、ピンクのタペストリーも雛様なんやけど、
これと色違いのを店内で発見!
男所帯の我が家に華やぎを ということで、買ってまいました(^O^)
呉服やさんやからこその
お上品な小物、
お部屋の装いの置物なんかも
たくさん置いてあって
いつもにこにこ笑顔の
きれいなおねえさまが迎えてくれる、
大好きなお店です。
お上品やけど、
上のタペストリーとか
この置物とかみたいにすっごいお手軽なものもあるし、
呉服も、
装道の先生であるおねえさまのおめがねにかなった、
素敵で、でも、値が張らない、
さりげないおしゃれを提案してくれる、
すてきなおみせです。
古川は結構昔からの先祖代々のお宅や
商売人が多く、
古くからの貴重な用品が
たくさん見られる町なんやけど、
それを季節ごとにこうやって出してくれたり、
店先に花を生けるのといい、
季節感をさりげなく出す心がけが
いいなぁ~と思うのです。
だから
古川の町の中を
歩いてみるのも
なかなかおもしろいんやさなぁ~