光ととら。

大工のよめ

2010年01月15日 06:16

飛騨古川の飾り物展にいってきました。

今、毎日無線の放送で、「開催中で~す」って言っているので

気になって。

前に一度見に行ったことはあったんやけど

じっくりとみることもできず

たいして意味もわからず帰ってきた記憶があります。





今年のお題は「光」と「虎」。

飾りものというのは、飛騨古川に昔からつたわっている伝統文化で

ご家庭にある道具類でそのお題を表現する、という、

なんともダジャレのきいた、

そして奥深い、

おかしくもまじめにもできる

おもしろい文化です。












この3つはほぼ同じ内容。

これらは真珠湾攻撃を表しています。

一番上のはかんなにのみがささったのが2つと、ちいさいとがったのが2つ。

ちいさいのが機雷を搭載したものをあらわしていて、それがかんながあらわしている航空母艦につっこんでいっている様子らしいです。

で、かんなにささっているのみは、その機雷が水面にバシャ~っとあたって水しぶきをあげている様子。

2・3番目のは今度は戦艦に船がむかっているようす。

で、「繰り返してはならぬ」という標題が、

作者の戦争体験を実体験として物語っていて真実味があってとても奥深く感じられました。

でも、なんで真珠湾攻撃がその標題にあっているのかがわからんくて、

会場にいた会の方にたずねました。

真珠湾攻撃の開始の合図の暗号「トラトラトラ」が「とら」だから、だそうです。

その会の方は大きな声で、

質問をうけるのがうれしそうに、他のものもいろいろせつめいしながら案内してくださいました。





こうやって自分でひととおり考えてから解説を聞いてもう一度まわったら

おもしろく感じられました。


道具のならべかたと、

それぞれが書いているその”標題”を

合わせてみると

意味がわかってくるし、

そのユニークさも伝わってくるし、

見ればみるほどおもしろい。





ご来光。


スキャンダル。


お殿様と一休さん。



何が何をどう表現しているか、

わかるかな。







明日の三寺まいりのときも、

あさっても

三寺まいりのお寺、真宗寺のお向かいの「さくら物産館」2階でやってるそうです。

まだまだたくさんの作品があったで

ぜひ立ち寄ってほしいなぁ~




あ、琴演奏も毎年みたいにあるってです。

今日、看板たっとったよ~





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